レイバン シグネットと同デザインですが色、サイズが異なり、レンズサイズはシグネットより横が1mm、縦が2mm、ブリッジ幅は3mmシグネットより小さくなっているので本家シグネットのサイズを一回り小さくサイズダウンした感じです。
1990s Bausch & Lomb Mod 714 Col G, 51[]17ライトグリーンのレンズをインストール
レイバン シグネットと同デザインですが色、サイズが異なり、レンズサイズはシグネットより横が1mm、縦が2mm、ブリッジ幅は3mmシグネットより小さくなっているので本家シグネットのサイズを一回り小さくサイズダウンした感じです。
1990s Bausch & Lomb Mod 714 Col G, 51[]17ライトグリーンのレンズをインストール
ヴィンテージの金張りフレームの表記 – Part 2 –
前回説明出来ていない金張りの表記で 「 20/1000 14KGF 」「 20/000 GF 12K 」等の表記も見かける事もあります。主にフランス、ドイツ製に見られる表記です。20/1000 だと 1/20 以下なのに『 GF 』表記になっています。これは各国の金張りの表示規定の違いで 『 GF 』表記になっております。
あと上記以外の表記だとフランス製のメガネで、ルーペでやっと確認できる程度の小さな表記で『 Doublé Or Laminé 』と刻印されているのがありますが、『 Doublé Or Laminé 』は『 GF 』と同様で金属部の重量の 1/20 以上 金が使用されています。
「1/10」表記と「20/1000」表記は、金の含有量の計算の仕方も違います。
「 1/10 12K GF 」この表記の「1/10」 というのは金属部分の総重量の 1/10 (10分の1) に、「12K」は12金 (金の品位) が張られている事を表しています。 (24金が純度99.99%以上の混じりっけ無しの純金)
実際、「 1/10 12K GF 」だとどれ位の金の含有量かというと、例としてメガネフレームの金属部の重さを10gだとしたら、
10g × 1/10 × 12/24 (金の品位) = 0.5g
上の様な計算方法になり 0.5g の金が使われていますが 12金が 0.5g では無く24金が 0.5g 使われております。
「 20/1000 14KGF 」この表記の場合、上の計算方法とは違い メガネフレームの金属部の重さを上と同じ 10g だとしたら、
10g × 20/1000 = 0.2g
で24金が 0.2g 使用されている事になります。「 20/1000 」の表記の時、金の品位は金の含有量の計算には無関係になります。
シャネルのデザイナー カールラガーフェルド、ファッションアイコンのカニエウエストも着用しているモデル。
1970s ボシュロムレイバン 14金張り メタル Rx フレーム、ブリッジの刻印「LIC」は License の略で 西ドイツ製ボシュロムレイバンに付される刻印になり、RxはRecipe of X (処方箋)つまり度付き対応モデルですので、リムが通常のサングラスフレームより太く、堅牢に作られております。
1970s B&L Ray-Ban 1/10 14K GF Metal Rx Frame 56mm
レイバン ジェネラルと同様の堅牢に作られたテンプルが付いているトルツガRxフレーム。
1980s B&L Ray-Ban Metal Tortuga Rx Frame 58mm
1980年代 クリスチャンディオールのサングラス 3型をウェブショップにアップしました。
フロント両サイドのゴールドのスクリューがアクセント、オプチル素材なので芯金が無いので艶感、色が引き立ちます。
フロントのフレームはクリアイエローの裏側からブロンズ&グレーの柄を、ブルーパープルでラミネートした様になっており、見る角度により色が違って見えます。
オプチル素材のフレームは曲線を使用したデザインが多い中、コレは角のエッジが立ったデザインです。
「ALGHA WORKS」は1932年創業のイギリスのメガネファクトリーで、Rolled Gold 製法(金張り)を用い 現在は「SAVILE ROW」というブランド名で操業中。ジョン レノンやエリック クラプトン等も愛用していた事で有名です。
定番 オクタゴンシェイプ
(下) ALGHA WORKS OCTAGON GOLD FILLED 48-20
ありそうで結構少ないオーバルシェイプ
(下) ALGHA WORKS OVAL GOLD FILLED 52-20 with chestnut rim cover
小さめティアドロップ アヴィエーターシェイプ
(下) ALGHA WORKS DUBAR GOLD FILLED 52-14
’50s アヴィエーターシェイプ
(下) ALGHA WORKS ALTAN PAXTON GOLD FILLED 56-18
OCTAGON と PAXTON はデフォルトでマットブラック色ですが下地はGold Filled (金張り) です。
ヴィンテージの金張りフレームの表記 – Part 1 –
金張りの表記で良く見かけるのが「 1/10 12K GF 」や「 1/30 10K GO 」,「 14KT RG 」の表記だと思います。『 GF 』はGold Filled、『 GO 』はGold Overlay、 『 RG 』はRolled Goldの略語で金張りを表しております。(上記以外の金張り表記もあります)
『 GF 』と『 GO 』と『 RG 』これらは大きく分けると金張りの表記なのですが、じつは違いがあります。
アメリカ、日本などでは『 GF 』つまり Gold Filled の表記に対して、金属部の重量の「1/20」以上 金が使用されている物に対しての表記と決められています。
なので 上に書いた様に「1/10 12K GF 」は 1/20 以上の金が使われているので正しい表記ですが、「1/30 10K GF 」という表記は無く、上の表記の様に「1/30 10K GO」が正しく、『 GF 』の表記は使えず『 GO 』表記になります。
次に『 RG 』ですが、「Algha」や「SAVILE ROW」で見られる表記で、「14KT RG」こんな表記です。なぜ「14KT GF」では無いのかと思った方もいらっしゃると思います。
『 RG 』は金属部の重量の「1/20」に満たない金が使用されている物に対しての表記なので 『 GF 』は使えず『 RG 』なのです。
現行の「SAVILE ROW」を見てみると金の厚みは最大で10ミクロンです。
Alghaの1960年代頃のフレームで『 20 』と刻印されているものがありますが、これも Rolled Gold で金の厚さが20ミクロンになります。
2020年 11月30日 加筆訂正
Alghaの1960年代頃のフレームで『20』と刻印されているものは、『20/1000』の金張りになります。
上記以外の金張りの表記、金の含有量の計算方法等は次回 説明致します。
YMO + 1
横尾 忠則 氏は4人目のYMOメンバーだったが、実際は皆様のご存知の通りです。
サングラスやメガネにもサイズ表記があります。
テンプル等に記載されている『58[]14-145』こんな感じの数字がメガネやサングラスのサイズです。(サイズ表記の無い物もあります)
この『58[]14-145』一番最初の 58 はレンズサイズを表しており レンズの横幅 58mmと言う事なのですが、レンズ両端から垂直に下ろした時の「レンズ横幅」 +「約 1 mm」が 58mmとなります。
上の式で出てきた「+ 約 1 mm」ですが フルリムタイプのフレームの場合、レンズの縁にヤゲンという山を付けるのですが このヤゲンが片側で約 0.5mmなので、0.5×2= 1mmとなります。( 1mm以上の場合もあります。)
例えば下の画像で言うと白矢印の横幅が57mm + 1mm = 58mmで、次の14がブリッジサイズ(鼻幅)14mmと言う事になりますが、この場合もヤゲンの1mmを引くので 15mm – 1mm= 14mmとなります。
145はテンプルの長さが145mmと言う事なのですが、規定ではテンプルのネジ中心から先迄という規定なのですが、各メーカー 結構バラバラで記載数値と実測値が違うことが多く見られます。この[]を使った表記が『ボクシング システム』の計測値になります。
次にヴィンテージ メガネやサングラスに見られる表記に『58/14』や『58-14』等がありますがその計測値が『データムラインシステム』で、58はレンズサイズなのですが、『ボクシングシステム』とは違いレンズの上下高さの真ん中部分 (なので赤の矢印は共に同じ長さになります) の横幅がデータムラインのレンズサイズでブリッジサイズ(鼻幅)はその延長線上のレンズからレンズまでの距離になります。(たまに例外もあります)
表記サイズとレンズ・ブリッジ サイズの計測値が違う場合、上記のような理由も考えられます。
当店の計測値はボクシングシステム表記がある場合は、便宜上 表記通りの計測値を、データムラインシステム表記の場合 ボクシングシステム計測での表記を記載しております。
海外ではリーディンググラスやハーフアイまたはベンジャミン フランクリン型と呼ばれている いわゆる老眼鏡ですが、どんなイメージをお持ちでしょうか?
様々なアーティストが掛けているサングラスですが、皆さんの想像通り老眼鏡にカラーレンズを入れてサングラスにしているのですが、ゲンスブール以外(一番上)は同じ様な形のサングラスを掛けています。実はこの老眼鏡は日本製なのです。
常に新しい音楽、スタイルを生み出すミュージシャンが掛けている「ROUGANKYOU」、これでだいぶイメージが変わったでしょうか?
(下) 1990s B&L Ray-Ban USA Classic Collection Style II Arista Gold / G-15
ラウンドメタルよりレンズサイズが3mm小さく、フラットトップ(日本でのモデル名)のモデル名どおりレンズ上部が直線的で下部がコロンとしたモデル。
(下) 1992 B&L Ray-Ban USA Olympic Sports I Matte Black / Blue Green G-15
フレームはフランス製でナイロン素材です。
(下) 1992 B&L Ray-Ban USA Olympic Sports I Matte Black / Matte Black G-15
(下) 1990s Bausch & Lomb JAPAN Sports Wings Black / Gray
ボシュロムジャパンモデルという事で、通常のナイロン製 Wings と違いクリングスパッドが付いています。
ボシュロム レイバン オールディーズコレクションのモデルの一つで、『シグネットII (2)』 『シグネットLX 』というモデルがありますが…
通常『シグネットII 』は上のモデルのレンズサイズが大きい方を思い浮かべると思います。
上の画像は1993年のカタログです。このモデルも『シグネット II 』ですがデザインが違います。
上の画像は1994年のカタログです。『シグネットLX 』ですが1993年の『シグネット II 』と同シェイプです…と言うのも1993年の『シグネット II 』と1994年の『シグネットLX 』は同モデルなのです。
元々アメリカでは1960年頃から『 ’94シグネット LX 』と同様のデザインの『シグネット II 』が存在していたので、1989年頃にボシュロムジャパンがオールディーズコレクションとして『 シグネットII (2)』というモデル名で復刻。本国で『シグネット』(画像一番上)のラージサイズを『シグネットII (2)』のモデル名で発売したので、ボシュロムジャパンは1994年『シグネット II 』から『シグネット LX 』にモデル名を変更せざるを得なかったのです。『シグネット LX 』は本国アメリカでは 『シグネット DX 』と言うモデル名で発売されていました。
1989年頃『 シグネット II 』(画像上から2枚目) 復刻の際もボシュロム USA はボシュロムジャパンに商品を供給しなかったので日本で生産する事に。なのでテンプルにB&L RAY-BANの刻印はあるのですが、USAの刻印は無く、両レンズにも砂打ち、右レンズのRay-Banのロゴもありません。以上の理由から偽物扱いされておりますが『偽物ではありません』。
1970s初頭 Woodstockと共にサイケデリック.ヒッピー. フラワー ムーブメントのまっただ中 ヒッピーライクなサークレット (真円)、スクエア (四角)、オクタゴン (八角形) をリリース。音楽フェス、ヘイトアシュベリーへ。
1970s Bausch&Lomb Circlet
1970s Bausch&Lomb Octagon
1970s Bausch&Lomb Square
Go to ?
サングラス姿のミュージシャン5人ですが 彼ら5人に共通する事柄があります…
Brian Jones The Rolling Stones の創設者で元ギタリスト兼リーダー
Jim Morrison The doors の ヴォーカル、ソングライター
Kurt Cobain Nirvana の ヴォーカル、ソングライター
その共通点は……
この5人は27歳という若さで亡くなっております。俗にいう27 Clubです。
彼ら以外にも沢山の有名ミュージシャンが27歳という若さで亡くなっておりますが、
今なおプレイしていれば第一線で活躍しているのは間違いないのですが どんな衣装で どんな音楽を どんなパフォーマンスで 見せてくれていたのかと思うと………
Rest In Peace
Christian Dior monsieur Mod.2283A 90
Christian Dior monsieur Mod.2122 20
Christian Dior monsieur Mod.2252 40
1980s Christian Dior monsieur Mod.2283A は optyl で Mod.2122 は optyl と メタルのコンビ Mod.2252 は メタル素材になります。
ボシュロム レイバン のレンズのBL ロゴ
ヒンジ横のBLは砂打ちと呼ばれるものでBAUSCH & LOMB (ボシュロム)の頭文字を付されたものでフェイク対策として1975年頃から入れられる様になります。
レイバンのレンズは強化ガラスを使用しているのですが 砂打ちのレンズは 『風冷強化ガラス』ですので歪度計で見ると…
下の写真の様に歪みが出ます。
先程のBLと違い濃くハッキリしているのが分かると思います。一時期 偽物扱いされていましたがこのレーザーロゴも正規品の本物で1990年代 中後期のレンズに見られます。
ですが歪度計で見ると歪みがありません…
BLレザーロゴ レンズは『ケミカル強化』なので 『風冷強化』の様に歪みはでません。
レンズに歪みと思った方もおられると思いますが、『ゆがみ』ではなく『ひずみ』で 物の見え方に違いはありません。
砂打ちが入る以前のレイバンレンズの真偽判別の一つとして有効です。
1978年のリーフレットに『すべてのレイバンレンズは熱強化または化学強化処理された衝撃抵抗力にすぐれたレンズで…』とありますので遅くとも1970年代後期からケミカル強化ガラスを使用しているモデルもあります。
PORSCHE DESIGN by CARRERA 5628 41 DUALGOLD FOLDING SUNGLASSES
PORSCHE DESIGN by CARRERA 5622 GOLD FOLDING SUNGLASSES
Mod 5628とシェープは同じですが 『Mod 5622はフルリム』『Mod 5628はハーフリム』で、テンプルの折畳み方、ノーズパッドも異なります。
当時のカタログによるとデュアルゴールド色は2万円、ゴールドは1.4万円ブラックより高く価格設定されています。
Hello Everyone!