イギリス出身のバンド 『The Jam』(1977〜1982) ,『The Style Council』(1983〜1989)
The Jamはパンクを基調にしたサウンドながら、当時のパンクスとは違い全員がモッズスーツの様な細身のスーツで演奏するクールなスタイルと、キンクス、スモール・フェイセス、ザ・フーといったモッズアーティストに追随する姿が受け、「モッズ・リバイバル」と呼ばれるブームを巻き起こす。
The Jam / Paul Weller Reading glasses with color lens
The Style Council はソウルやR&Bの影響が濃いブラック・コンテンポラリー的なサウンドへシフトし。硬派なイメージだったジャム時代のファンの期待は裏切ることになったが、今度はよりポップで洒落たイメージで人気を得る。 しかしそのイメージとは反対に歌詞は当時のサッチャー体制に対して過激なものを多分に含み、政治批判をより明確に打ち出していった。非常に実験的・前衛的な楽曲が多く、ニュー・ウェイヴのグループとして認識されることも多い。
The Style Council / Paul Weller Ray-Ban Wayfarer
The Jamは聞いた事が無い人もいるとは思いますが、The Style Council は名前は知らなくても聞いた事がある人も多いはずです。というのも小洒落たカフェのBGMにスタイルカウンシルとアストラッド ジルベルトはマストなのです。