1932年創業 イギリスのメガネ工房『ALGHA WORKS』、1988年に「American Optical」が買収後に「Savile Row」としてブランド化。1996年に「American Optical」は経営悪化により同社を売却、イギリスの会社が買い戻し伝統製法をまもり経営再建。「HILTON CLASSIC」のメガネも『ALGHA WORKS (Savile Row) 』が製造していました。
今日現在『ALGHA WORKS (Savile Row) 』はテナント問題等で休業中です。18KT Rolled Gold アイウェアでリスタートするようですが世界的な金価格の高騰等により休業前の価格維持は困難かと思います。
1988-1992 Savile Row 7105 WARWICK (47-22) 14KT GF Round-Skull Temples / ENGLAND
1988-1992 Savile Row 7105 WARWICK (47-20) 14KT GF Round-Cable Temples / ENGLANDWARWICKは映画『ハリーポッター』でダニエル・ラドクリフが掛けていたモデル
1988-1992 Savile Row 7114 WALMER (50-21) 14KT GF Oval-Cable Temples / ENGLAND製造年は、CEマークが無いので「Savile Row」がブランド化された1988年からCEマークが入る前年の1992年までの製造になります。仕上げは「14KT GF (Gold Filled) 」なので「RG (Rolled Gold) 」より金の含有量が多いので当然 金の層は「GF」表記の方が厚くなります。
金張りの表示規定により『GF (Gold Filled) 』は金属部分の総重量の1/20以上の金を使用している場合の表記で、『RG (Rolled Gold) 』は同比率が1/20未満での表記となります。 |
参考までに金の含有量は金属総重量20gの場合
(メガネやサングラスの場合、レンズや鼻パッド,モダン等を除く金属の総重量が20g)
14KT Gold Filled の場合 (金属総重量の1/20以上なので1/20と仮定)
20g × 1/20 × 14/24 = 7/12 = 0.583333g
14KT Rolled Gold の場合 (金属総重量の1/20未満なので1/30と仮定)
20g × 1/30 × 14/24 = 7/18 = 0.388888g
18KT Rolled Gold の場合 (金属総重量の1/20未満なので1/30と仮定)
20g × 1/30 × 18/24 = 1/2 = 0.5g
上記の金の含有量は各金位の重量ではなく全て24金の重量になります。ですので、どれが一番金の含有量が多いか分かるかと思います。(Rolled Goldは1/20以下なので1/30を仮定した計算式になります) 1/25等を仮定した場合はご自身で計算してみて下さい。